大村をもっと元気に!もっと楽しく!優しさあふれるまちづくり「実績できるまちづくり」さとわき清隆

0957-55-5836

ふるさとをこよなく愛す

最近のコメント

2013.08.10 (土曜日)

北部九州高校総体

7・8・9日の三日間、北部九州高校総体バドミントン競技の応援で、北九州へ行ってきました。

長崎県からは団体、個人ともに男子は西陵高校、女子は諫早商業高校が出場し、団体戦の上位進出を目指しましたが、ベスト8の壁は厚く、目標を達成することが出来ませんでした。

昨日は、個人戦のダブルスが行われ、諫早商業高校の2年生ペアが見事ベスト8進出。

ベスト4をかけた準々決勝は第1シードの強豪ペアと当たり惜敗しました。

北九州まで行ったのは応援も勿論ですが、長崎県バドミントン協会の会長として、来年の長崎がんばらんば国体での協力をお願いするため、高体連役員の皆さまへご挨拶に伺うことも目的でした。

inntahai1.JPG

inntahai2.JPG

 

2013.08.05 (月曜日)

長崎県産業振興財団・工業技術センター視察

 午前中、市議会「地場企業振興調査特別委員会」で大村のハイテクパークにある「長崎県産業振興財団・工業技術センター」の訪問視察に行ってきました。

同じ建物の中にあるのですが、大村市にこんなにすばらしい県の産業支援施設があることに感心させられ、大村の企業も大いに活用できるよう宣伝しなくてはと改めて感じました。

今回の訪問は、大村市産業支援センターを設置するとしたら、県の施設との連携を図る為には大村市の役割と方向性を探るため、企画したものです。

産業振興財団と工業技術センターのそれぞれの役割は違いますが、兎に角、長崎県の企業・産業を発展させたいという熱意を強く感じ、大村市が地場企業の支援を行う上で、この県の施設との連携を図る上で、大村市の持つべき役割の方向性も見ることができた視察でした。

今後の特別委員会での取り組みに参考にしたいと考えています。

zaidan1.JPG

zaidan2.JPG

zaidan3.JPG

2013.08.02 (金曜日)

視察報告書完成

 会派合同で行った行政視察の報告書が完成し、議会事務局に提出してきました。

3カ所の訪問を行ったのですが、私の受け持ちは静岡県富士市の「産業支援センターf-Biz」です。

内容は以下のとおりです。
 
大村市が制定に向けて取り組んでいる「中小企業振興基本条例」の柱となる「産業支援センター」の先進地として、注目をあびている「富士市産業支援センター(f-Biz)」の取り組みと運営のあり方について視察を行った。
富士市は産業支援に向けて、静岡銀行の行員として創業支援施設への出向でめざましい功績を上げられていた小出宗昭氏をスカウト。
小出氏は銀行を退職し、ビジネスコンサルタントとして株式会社イドムを設立。
2008年8月より、富士市は全国初となる民間企業による産業支援センター「富士市産業支援センターf-Biz」を開設し、小出氏はセンター長として業務を受託し、めざましい成果を上げられている。
 
■施設の概要(位置)
 施設は新図書館が建設されたことにより、隣に位置するAVセンターとなった元の図書館の1階の一角に事務所と相談室が設けられている。
現在、広い事務所を施設の2階に準備中とのこと。
 センターに入ると、まず目に飛び込んできたのが正面の壁一面にびっしりと張られたf-Bizの成果を取り上げた記事で、優に200枚は超えている。
 相談室は二部屋で、それぞれ4人がけの机があるだけで確かに狭く、広い部屋を準備中だということに納得できる。
 
■スタッフ
 スタッフは小出センター長をはじめとするアドバイザー7名と事務局長のほか、企画広報担当、係数管理担当、情報担当の4名が事務局としてアドバイザーのバックヤードを支え、総勢11名で運営されている。
 センターには通常、小出センター長とアドバイザー1名、事務局の4名の6名で、あとのアドバイザーは週に1~2日の勤務だそうで、この方々はデザイナーであったり、バイヤーであったり、自分の仕事も持たれているということで、それぞれの分野でプロフェッショナルな人材で、すべて小出氏がスカウトした方とのこと。
 それぞれ、企画広報、クリエイティブディレクター、プロジェクトマネージャー、経営コーディネーター、マーケティングアドバイザー、ITアドバイザーの担当を持っている。
 小出氏曰く、この仕事には経験や資格は関係ない。①ビジネスセンス、②コミュニケーション能力、③情熱の3点が重要だとのこと。
 
■受託費
 施設は市が準備し、運営費として株式会社イドムの受託費は、2008年の開設当初は年4200万円で月50件の相談を想定していたが、開設当初から125件の相談があった。
現在の受託費は、年6000万円で、月250件の相談を受けており、受託費のほとんどは人件費だとのこと。
 
■相談内容と取り組み
 小出氏によると、f-Bizの役割は、公によるビジネスコンサルタント業として、単に相談を受けるのではなく、「結果」を出すことにこだわることだという。
そのためにも、スタッフの教育にはかなり厳しく、高いレベルのコンサルティング能力を出せる指導を行っているようだ。
特に、ビジネスコンサルタントに必要な3つの心構えとして
①相談者と同じ目線に立って考える。
②ビジネスや経営者のセールスポイントを的確に捉え、本人も認識させる。
③ビジネスの成功を目指して戦略と戦術を共に練り、実現に向けて一緒になって挑戦する。(資料参照)を社是としている。
 銀行員出身の小出氏のやり方は、決算書は見ない。決算書をつっついても問題は解決しないし、売上は上がらないからだそうだ。
 売り上げを上げることが目的で、まず、徹底的に話しを聞き、セールスポイントを探し出すが、決して新たな投資は行わない。補助金を利用する相談や投資戦略は新たなリスクを抱えることになるので、お金のかかる提案は一切行わず、知恵を使った戦略を考えることに徹し、結果、相談者の6割に結果を出している。残る4割は手法が潰れただけでダメージはなく、次の手法を探し出すことができる。
 また、相談の対象は企業のみならず、農業や漁業などあらゆる産業を対象としている。
 先に述べたマスコミに取り上げられた多くの成功事例の中から、数件の事例の説明を受けたが(資料添付)事業者自らは気付かない部分を的確に捉え、戦略のアドバイスを行い、売上の効果に感心させられた。
 小出氏は言い切った。自分のセールスポイントは距離が近すぎて分からない。大企業さえコンサルを入れないと見えてこないものだ。企業の99.7%が中小企業で、その全てが経営的な課題、問題、悩みを抱え、今よりも良くなりたいと思っている。
 今までの産業支援はまともに経営相談をしていない。補助金が欲しい人だけが来る。産業支援のあるべき姿はコンサルティング業であるべきだと。また、f-Bizのプライドにかけて、税金の無駄遣いとは言わせない。圧倒的な成果を出して、それを広報、周知する。中小企業を活性化して、街を豊にする。それがf-Bizのミッションだと力強く述べられた。
 相談者は市内に限定はしていないが、市からの受託ということで、全体の75%以上を市内で確保するようにしているそうで、残る25%が市外からの相談で、市外からの相談受け入れによって、富士市と市外のビジネスマッチングが起こるそうだ。
  開設からわずか5年で相談件数は1万件を超え、産業支援の新しい取り組み方として注目を集めており、f-Bizをモデルとした産業支援センターが全国8カ所に開設されており、今後もさらに増えていくものと思われる。 小出氏はこれらの施設の支援はおしまず、特に人材育成には力を入れるべきで、富士市のf-Bizで1年間の研修受け入れも行うとのことである。 
 
所見
 多くの自治体に産業支援センターがあり、国も中小企業支援の予算を4000億円に倍増したが、その多くは新たな投資への補助金が主である。
 私どもが視察を行ってきた数カ所の産業支援センターから見える取り組み方針は
①企業の生産性の向上とコスト削減や財務面などの指導。
②補助金を使った新たな投資を勧めるアドバイス。
③そして今回伺った富士市のf-Bizの取り組みに見る補助金など新たな投資を行わず、売上向上を中心に戦略を追求していくコンサルティング。の3つに大別することができると思われる。
既存の産業支援センターの多くは、②の補助金政策が主であるようだ。
 そういう状況の中で、富士市の産業支援センターは、全国初でもある民間委託による産業支援センターとして、小出氏のカリスマ性を活かしたコンサルティングは補助金は勿論のこと、新たな投資を行わず、売り上げ向上を目指すという手法は、産業支援の新たな方向性として非常に興味を注ぐものである。
しかも、その効果は目を見張るもので、スタッフの「委託を受けた民間コンサルのプライドとして、絶対に税金の無駄遣いとは言わせない。必ず結果を出す」という姿勢を裏づけていると実感した。
 
 大村市中小企業振興基本条例が、本年度中に議会に上程される予定でもある中で、その大きな柱である「産業支援センター設置」に向けて、大いに参考にすべき施設であると感じた。